2010年02月28日

こんまいマルシェ最終日、そしてこれから。

1月9日から今日までの2か月弱のチャレンジ期間を終えて、
こんまいマルシェは無事事業を終了しました。

お店を開いた45日の間に、たくさんの出会いとドラマがありました。
最終日の今日はまた特に嬉しいことがたくさんあって・・・。

お店の閉店間際に来てくださったお客さん。

(お客さん)
「今日が最後やって言いよったきおにぎり買いに来た。
 ここで売りゆうおにぎりおいしいもんねえ。」

(わたし)
「ありがとうございます。でもね、今日はおにぎりを持ってきて
 くれるお店がお休みでおにぎりがないんです。ごめんなさい・・・。」

(お客さん)
「そうかね、それは残念やねえ・・・。」

(わたし)
「でも県庁前にそのお店の支店があるき、
 そちらでならこれからも買えますよ。」

(お客さん)
「ほんならどうしても食べたい時はそこで買うわ。
 けんど・・・、わたしはおたくで買うちゃりたいがよ。」

・・・なんて嬉しい言葉(;_;)。
もうむちゃくちゃありがたくて、そのまま帰すのは申し訳ないので
おにぎりのお店(ササズロハスさん)が作ってる豆乳ケーキを
プレゼントしたところ、

(お客さん)
「そりゃあ悪いちや。ほんならそこのブルーベリーのジャムを
 買うていくわ。今日が最後やもんねえ。」

とケーキよりも高いジャムをお買い上げくださいました。
もうその気持ちがまた嬉しくて嬉しくて・・・(;_;)。

また4月に戻って来れるようにがんばります、と話すと

「ほんならまた会おうね。」

と励ましてくださったお客さん。
ほんとにほんとにありがとうございます!!
何が感激って、こんまいマルシェが最終日だからと
わざわざ閉店前に足を運んでくださったこと。
ちゃんと気にかけて、覚えていてくださったんだ・・・。

このお客さんを見送りながらウルウルしてたら今度は
土佐山公社の藤村さんが花束を持って来てくれて・・・。
もうめっちゃ感動のサプライズですよぉ〜・・・(T_T)。
朝から「今日が最後なんだ」とかなり涙腺ゆるめだったけど、
こらえきれずに涙が。う〜〜〜、ありがたい〜〜〜。
藤村さん、かっこよすぎです!!藤村さんが独身だったらホレてましたよ〜。
なんせ藤村さんもまた、山中さんと張り合えるイケメン市職員でして。
高知市役所は男前が採用基準なのか???(笑)

ほかにも一番の常連客となってくださったメーリングリスト仲間のあっちゃん、
お互いがつらい時に励ましあった同志のりかさん&旦那様&めいちゃん、
6人のこどもを持つわたしの高校時代の親友ひろこちゃんの旦那様、
料理教室に通ってくれてた生徒さん、
わたしの高校時代の同級生のお母さん、
古代米のおにぎりをとっても気に入って毎日通ってくれたお客さん
などなどたくさんの方がこんまいマルシェのフィナーレを
応援しに来てくれて感謝感激でした(T_T)。
みなさん、ほんとにほんとにありがとうございました!

国のモデル事業としてのこんまいマルシェは今日をもって終了
しますが、3月いっぱいお休みをいただいて、4月からまた同じ場所で
再開できるようにいろいろがんばりますね。

3月14日(日)、28日(日)に近所のおびさんロードで
おびさんオーガニックマルシェというオーガニックな日曜市を
開催しますので、ぜひそちらに遊びにいらしてください。
わたしも事務局としてあちこちうろちょろしますので声をかけてくださいませ。

過ぎてみればあっという間の2か月弱でしたが、ほんとうに
ほんとうにたくさんの出会いと学びと感動に満ちた日々でした。
この経験を一過性のもので終わらさずにまた新しい
門出につなげられるようにします!どうぞ応援してくださいね。

お店を片づけた後、大橋通商店街でお世話になったご近所の
お店にあいさつまわりをしました。みなさんにとっても良くして
いただいて、人のぬくもりをひしひしと感じた楽しい毎日でした。
4月には必ず大橋通にまた戻ってきますよ〜〜〜。

さてさて、明日からもまた忙しくなります。
このブログはまだまだこれからも続きますので、
良かったら時々のぞいてみてくださいませ。

ありがとね、こんまいマルシェでの日々。また会う日まで・・・(^−^)。
posted by エイネ at 22:09| Comment(0) | お店のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

生きている、ということ。

こんまいマルシェで一番人気なのが池澤農園さんのさつまいも♪
1袋100円という安さと、火が通りやすい大きさと、何より甘くて
ホロホロとした食感が大人気で一度そのおいしさを知ったお客さんは
必ずリピート買い、それも2〜3袋まとめて買って行ってくださると
いう超人気商品です。

でもここ数日気温が上がり、雨も降ったせいかお店に届く
お芋が今までよりも大きくなりました。お味は変わらないのかなあと
思いつつも、わたし自分で味見をしていなかったんですね。

すると毎日このお芋を買いに来てくださるお客さんが

「ねえ、お芋の種類変わった?今まで焼いたらホロホロって
 なりよったのに、昨日買った分はなんか水っぽくてべチャッとなったがよ。」

とのこと。やっぱり土の中で育つうちに芋の質が変わってしまったのね。

お芋の種類自体は変わってなくて、土の中で育つ過程で
水分量や甘みが変わったのだろうということをお伝えすると

「そうねえ、お芋も生きて育ちゆうがやき、変わってもいくろうねえ。」

と納得してくださったお客さん。その方と話しながら思いだしたのは
ちょうど昨日、こんまいマルシェで売ってる新じゃがをお店で
フライドポテトにしてみてくれた居酒屋さんの言葉。

「新じゃがは独特のえぐみもあるけんど、甘みとかねばりがあって
 それはそれでおいしい。皮も新しいうちはやわらかいきそのまんま
 食べれる。その芋が今度ヒネになって皮も固くなり水分が
 飛んできたら味がまた変わるがやけど、その変化が楽しみやねえ。」

なるほど〜。同じジャガイモでも食べる時期によって味も変わるし
楽しみ方も変わるわけですね。人間だってこどもの時は無邪気さが
魅力やし、大人になれば思慮深さや冷静さとかが魅力になったり
する。成長するにつれ、味が変わるのは生きてる証拠やんね。

わたし自身、食材の成長に伴う味や水分の変化には疎かったので
すごく勉強になったことでした。お客さん、居酒屋さん、ありがとう
ございます!
こういうことがわかるのって、毎日同じ生産者さんから食材を
買ってるからこそだなあって思いました。スーパーとかに届く
食材はその時々でたぶん生産者さんも生産地も変わりますものね。

野菜や果物も、わたしたちと同じように生きています。
生きているということは、常に変化しているということ。
当たり前といえば当たり前のことなんだけど、
なんだかすごく胸に響いた気づきでありました。

新しいものほどおいしいものもあれば、保存して熟成させることで
おいしさが増すものもある。あ〜、わたしももっともっと
食材のこと知りたい☆理論的なことだけじゃなく、これからさらに
たくさん実践していろんな野菜情報お届けできるようになりますね♪
posted by エイネ at 21:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月26日

”伝える”という仕事。

ここ数日気温も上がり、だんだん春めいてきましたね♪
昨日は雨が降ったりやんだりと不安定なお天気でしたが
風が北風から南風に変わり、なんだか心がワクワクしておりました。
陽気とともに県外からのお客さんもどんどん増えて嬉しいな☆

県外の方の売れ筋はしょうが関連商品と”ゆず酢”です。
高知では珍しくないゆず酢ですが、外ではあんまり売られてないんですね。
昨日も東京からお越しのお客さんが一升瓶1つと一合瓶2つ分の
ゆず酢をお買い上げくださいました。
はちみつとお水でうすめてゆずハニーにしたり、それに炭酸入れて
ソーダにしたり、ドレッシングや寿司酢に使ったり。
何かと便利で喜ばれています。

そんなゆず酢を買って行ってくださった別のお客さんとのエピソード。
昨日、朝日新聞の切り抜きを握りしめてこんまいマルシェにいらした一人の女性。

(お客さん)
「この記事に載ってるお店はここなのね?
 ジンジャーたいやきのたいやき屋さんはすぐにわかったんだけど
 わたしったらこのお店には気づかずに通りすぎちゃったわ。
 たいやき屋さんに聞いて戻って来たのよ(^−^)。」

(わたし)
「あらあら、ありがとうございます!
 ジンジャージャムをお探しですか?それともジンジャーエール?」

(お客さん)
「・・・あ!あった!!わたしが探してたのはこれっ!!!」

お客さんが選ばれたのはゆず酢。

(お客さん)
「わたし近くのカルチャーセンターに通っててね、
 そこのお友達がゆずとはちみつの手作りドリンクを飲ませてくれたのが
 すごくおいしかったから、わたしもゆず果汁を探してたのよ。
 レモン果汁は売ってるけど、ゆずはなかなか見つからなくて。」

(わたし)
「うちには高知産のレモンもありますよ。 
 消毒してないし果汁たっぷりだからすごく人気なんです。」

(お客さん)
「わたし国産のレモンは買わないわ、だって汚いんだもの。」

(わたし)
「いえいえ、汚いんじゃなくてこれが本来の自然のままに育った状態ですよ。」

(お客さん)
「あら、そうなの!?わたし全然知らなかったわ。
 レモンはきれいなのが当たり前だと思ってた。
 誰もそんなこと教えてくれなかったわよ。」

・・・あら、そうなの!?
わたしも全然知らなかったわ・・・。
レモンはきれいなのが当たり前だと思ってる人って
実はけっこういるのかな?特に都会の人たちには・・・。
なんせ魚は刺身状態で泳いでると信じてるこどもたちも
いるくらいだからな〜・・・。

関西から高知に移住されたというお客さん、その後もしばらく
わたしと話してすっかり感激してくださり

(お客さん)
「あなたに会えて嬉しいわ!
 今日ここのお店に来てほんとに良かった!
 え?今月末でお店が終わるの?
 ぜひ続けてちょうだい!!
 応援してるわ。きっとまたお会いしましょうね!!」

と熱いエールを送ってくださり、ゆず酢を嬉しそうにお持ち帰りくださいました。

この出来事、ほんの5分程度のことなのですがかなり衝撃でした。
お客さんはわたしの母より少し若いかな?というくらいの年代の
方だったのですが、都会で暮らしてて野菜や果物を目にするのが
大手スーパーの中だけだったら確かにきれいな食材しか知らない
わけで・・・。

木になる果物とかって、自然のままにほったらかして育てたら
日焼けもするだろうし果実同士が風でぶつかりあったりとかして
傷がいったりもします。大きさだってまちまち。スーパーで売ってる
みたいにきれいな状態に育てるには、それだけのからくりがあります。
でもそういうことって別に誰が教えてくれるわけでもないんですよね。

改めて、こんまいマルシェの意義は有機野菜を通してしかるべき
情報をお伝えすることなのだと痛感したことでした。実際、
興味関心をもっていろいろ聞いてくださるお客さんにはできるだけ
たくさんのことをお伝えしています。その野菜を育ててくれてる
農家さんのことや調理方法、心や体に嬉しい効果とかね。

「ここのお店は野菜のこといろいろ知れて嬉しい。」

とおっしゃってくださるお客さんの声がわたしも本当に嬉しいです。
何気なく食べてた野菜の実力を知ることで、おいしいプラスαが
生まれます。それがみんなの心と体と未来の健康につながっていくことを
願いながら、あと残り二日となったこんまいマルシェでの時間を
野菜やお客さんといっしょに楽しみますよ!


posted by エイネ at 20:15| Comment(0) | お客さんとのエピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。